資産運用

その投資信託、いつ売る?売り時がわからなくなった時に考えたいマイルール

最近は投資信託もだいぶ世間に広まっていますね。

私がいつも仲良くしている友人ら(20代後半)も、4分の1くらいは投資信託を始めている印象です。

 

さて、投資信託を始めてしばらくすると気になってくるのが、

いつ売るか?

という問題ですよね。

 

投資信託運用暦6年の私が売り時に悩みそうになったら行っているのが

マイルールの確認です。

 

投資信託を運用していると、

含み益が出ているから早めに利益確定したいけれど、もっと上がる可能性もあるから迷う。

含み損があるから、これ以上傷を広げたくないので早く売りたい。

など、様々な考えが浮かびますよね。

しかし、焦って判断するとあとで後悔することも・・・。

 

やはり今まで色々運用してきて、マイルールを決めておくのが一番自分が納得できる結果になると実感しています。

 

ちなみに、私のマイルールはこちらです。

長期運用の商品なら、目標とした運用期間を過ぎた時

中期運用の商品なら、目標成績を達成できた時

短期運用の商品なら、明らかに時勢が変わった時

 

あくまで私の例ですが、この記事を読んだ方のマイルールづくりの参考になればと思い、下記で内容を紹介します!

 

投資信託を売る時のマイルール

長期運用の商品なら、目標とした運用期間を過ぎた時

私の場合、長期運用のつもりで購入した投資信託は、目標とした運用期間を過ぎてから売るのを第1ルールとしています。

 

子供の学費分は20年、老後の生活費分は30年~40年程度と、それぞれ商品を分けて毎月積み立てで運用しています。基本的にはその期間が過ぎるまで買った商品は上がっても利益確定はせず、そのままです。

(ポートフォリオの整理で半年か1年に1回程度、毎月の資金配分を違う商品に割り振ることはします。)

 

中期運用の商品なら、目標成績を達成できた時

中期運用のため購入した商品は、目標としていた運用成績を達成できたら、欲張りすぎず売ると決めています。

 

中期とは、私の中では1年~10年程度で考えています。期間に幅を持たせているのは、目標を達成できなければ運用期間を延長するためです。(余剰資金で投資するようにしています)

 

その時景気が良いかどうかで目標成績は変わりますが、今ならざっくり15%くらいとしています。

 

短期運用の商品なら、明らかに時勢が変わった時

基本的に買っている投資信託のほとんどが長期運用を目的としているのであまり売ることは無いですが、短期運用を目的に買ったものは時勢が変わったと判断したら比較的すぐに売ります。

 

具体的に言うと、コロナショックによる資金の目減りを軽減するために購入していたベア型投資信託は、米国株が急騰し始めてすぐにお別れしました。

 

ブル・ベア型(レバレッジ・インバース型)投資信託は、相場が上下を繰り返して変動していった場合長期保有すればするほど基準価額に不利に働くためです。

また、その時のトレンドに沿って買った商品の場合、せっかく含み益があっても売り時を逃すとあっという間にマイナスに・・・ということにもなりかねないからです。

 

ちなみに:長期運用商品は暴落しても放置します

今まさに、新型コロナウイルスによる経済ショックが起きています。

こういう経済危機が起きた時、中には投資信託を手放そうか悩む人もいると思いますが、長期運用を目的としている商品については私はとにかく放置するタイプです。

 

20年、30年といった長期投資をするなら、こういった経済危機に何度か出くわすのは当然です。

経済危機は1年に何度もあるものではなく、過去のリーマンショックなどの例を見ても、数年に1度です。

 

希望的観測に聞こえてしまうかもしれませんが・・・企業は基本的に成長を目指すものなので、私個人としては世界の経済は基本的に少しずつ拡大していくものだと思っています。(超・超・高齢化が進む日本は一概にそうは思っていませんが)

 

経済が徐々に成長すると考えれば、経済危機による「谷」に何度か直面しても、トータルできっとプラスになるだろうと信じて運用しています。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

やはりベースとしては、

何を目的に運用するかを決める

目標運用期間をざっくり決める

(商品により)何%くらいプラスになれば自分が満足できるか決める

という流れを大事にするようにしています。

 

投資信託の運用は、もちろん上で書いたことが全てに通用するわけではないので奥が深いです。もちろん、私の書いたルールは全然合わない!という人もいるでしょうし・・・。

 

自分がきちんと納得できるよう、自分なりのルールは何なのか?をあらかじめ考えておくに越したことはないと思います。

 

以上私の例でしたが、投資信託を売る際のマイルールづくりの参考になれば嬉しいです。

それでは!