資産運用

リスクとリターンは反比例!資産運用では身の丈に合ったリスクをとろう

こんにちは。

今回は投資初心者なら必ず覚えておきたいリスクとリターンの関係について解説しようと思います。

リスクとリターンは反比例

これは基本の「き」ですが、投資ではリスクとリターン(利益)は反比例の関係にあります。

 

必ず覚えておきましょう。

 

投資商品を選ぶ時は利回りに目が行きがちですが、利回りが高いものは通常、リスクが高くなります。

 

利回りが低い = リスクが低い → 投資金額の変動が少ない
利回りが高い = リスクが高い → 投資金額の変動が大きい

 

たとえば新興国の国債は利回りが高いものが多いですね。

 

なぜかというと、簡単に言ってしまえば

国債の発行国が投資家達にお金を返済できない可能性が比較的高いからです。

国債利回りが低い国に比べ、相対的に「高い」という意味です。「比較的高い」と言うとかなりの確率で起こりそうに聞こえてしまうかもしれませんが、そこまでの状態になっている国は少数派です。
国債とは国が発行する債券のことです。発行した国債を投資家等に買ってもらうことにより、資金調達が可能になります。国は国債を持っている投資家に対し、お金を借りている状態になります。

利回りの例

ここで、アメリカとギリシャの10年物の国債利回りの例を挙げてみます。

 

国名 10年物国債利回り
アメリカ 0.624%
ギリシャ 1.736%

※2020年3月現在の数値です。

 

同じ10年物の国債でも利回りが全然違いますね。

ここからわかることは「アメリカ国債よりギリシャ国債を買った方が予定リターンは高いけど、お金が返ってこない可能性も高い」ということです。

 

ギリシャは何年もの間大きな赤字財政が続いており、各国から支援を受け財政再建を行っているところです。

 

よく言われますが、利回りは投資商品の信用度を表しているとも言えます。

覚えておきましょう!

 

身の丈に合ったリスクの商品を選ぼう

ここで大事になってくるのは、投資商品を選ぶ時はとにかく利回りが高いものを選ぶのではなく、自分の身の丈に合ったリスクの商品を選ぶことです。

 

例えば、資金が少ないにもかかわらず多くのリターンを求めようとすると、必然的に高リスクな取引をしなければいけなくなります。

 

初心者のうちは、まずはリスクが低い商品を選ぶことをおすすめします。

 

一般的には、先進国の国債はリスクが低めです。

 

もし投資信託なんかを買うなら、先進国債券を中心に投資している商品を選ぶと良いかもしれません。

 

逆に株式投資の比率が高い商品はリスクが高めと言えるでしょう。(投資先の国にもよります)

おわりに

今回は投資初心者向けにリスクとリターンの関係を解説しました。

 

・リスクとリターンは反比例

・利回りは商品の信頼度を表す

 

ということを覚えてもらえたらと思います。

 

他にも初心者向けの記事を書いていますので、よかったら見ていってください^^

 

 

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