皆さんは「STORES 決済 (旧:Coiney)」を知っていますか?
STORES決済(ストアーズ決済)とは、お店でかんたんにクレジットカードや電子マネーの支払いができるようになる決済サービスのことです。
(※同社の専用決済端末もありますよ。)
決済端末というのは、形は色々ありますがよくお店のレジに置いてある、カードを通すあの小さな機械のことですね。
しかしキャッシュレス端末って色々な会社があってわからない。
とお悩みの方も多いはず。
特にSTORES(ストアーズ)とSquare(スクエア)は同じような機能があって似た者同士に見えてしまう人もいるかもしれません。
なお私はホテルの予約管理の仕事でSquare(スクエア)を5年以上使っています。
事業者目線での決済サービスの使いやすさについても触れていこうかと思います!
Square決済(スクエア)を仕事で5年間使ってみた評判【クレジットオンライン決済】
- STORES決済とSquareはWi-Fiがなくても使える
- 交通系ICカードの決済手数料はSTORES決済のほうが安い
- 画面のついている決済端末はSTORESのほうが安い
- カード情報手入力で決済したい場合Squareを使うべき
STORES決済公式
\通常19,800円の端末が無料に/
STORES決済とSquareを比較してみた。大きなポイントは4つ
さて、それでは早速STORES決済とSquareを比較していきましょう!!
STORESとSquareを比較してわかった大きなポイントは
- Wi-Fiはいずれも不要だった
- 決済手数料はSTORESのほうが圧倒的に安い
- ブラウザ決済はSquareのみ
の3点です。
以下詳しく見ていきましょう!
比較結果1:STORES決済はSquareと違いWi-Fiがなくても使用できる
まず、STORES決済とSquareを検討するうえで気になる点といえば
決済システムを使うのにWi-Fiが必要かどうか?
ということではないでしょうか?
固定回線をひかなくてもいいということは、屋台・ワゴンや短期間の出店でもキャッシュレス決済を導入できるということ。
両方ともコンパクトで持ち運べるのでお客さんにレジに来てもらわなくても、テーブルに端末を持っていって決済することもできます。
このメリットは大きいですね!
ただ決済に固定回線のWiFiは不要でも、最低限ネットの繋がるスマホは必要だという点は注意が必要です。
というのも、そもそもお客さんが料金を支払った情報は、自分の店舗の決済端末からおおもとのシステムにネットを通じて流さなければ反映されないからです。
つまり決済端末はネットに繋がっている必要があります。
決済端末をネットにつなぐ一番かんたんな方法は、自分のスマホと端末をペアリングすること。
なんだかややこしそうですがBluetooth(ブルートゥース)という機能を使い、自分のスマホのネット回線を決済端末にシェアするようなイメージだと思ってもらえればOKです。
Bluetoothとは、よくスマホなどに表示されている90度回転させたリボンのようなマークです。(下図参照)
動画を見てもらえればわかりますが、STORESの場合1分未満のかんたんステップでペアリングできます!
(Squareもペアリング自体は簡単です。)
IT事情にあまり詳しくない方でも気軽にキャッシュレスを導入できるので、どちらも初心者さんでも利用しやすいサービスとなっていますよ。
比較結果2:STORES決済はSquareより交通系ICカードの手数料が安い
次にSTORESとSquareの決済手数料を比べてみます。
交通系ICカード(※SuicaやPASMO、ICOCAなど)の決済手数料はSTORESのほうが安かったです。
STORESとSquareの交通系ICカードの決済手数料は以下の通り。
STORES | 決済金額の1.98% |
Square | 決済金額の3.25% |
決済手数料はSTORESのほうが圧倒的に安いですね。
決済手数料とは、決済サービス使用料として各社に支払う料金です。
通常売上金から差し引かれることになります。
お客さんがもし3,000円の商品をSuicaで決済した場合、STORESだと59.4円の決済手数料が発生します。
いっぽうSquareだと97.5円の手数料がかかるわけですね。
つまりSquareのほうが64%も決済手数料が高いということです。
ちなみに通常のクレジットカードの決済手数料は次の通り。
STORES | 決済金額の3.24%~3.74% |
Square | 決済金額の3.25%~3.75% |
こちらはほぼ変わらないですが、若干STORES決済が安いですね。
こうして見てみると、全体的にSTORESのほうが余計なコストがかからないですね。
決済手数料が高いと店舗の負担感も高くなりますし、決済機能自体に使いにくさがなければ安い方を選びたいところ。
特に駅の近くの店舗などお客さんが交通系ICカードを使う可能性が高い場合、STORES決済を選ばない理由はないでしょう。
比較結果3:画面のついている決済端末はSquareよりSTORESのほうが安い
次はSTORESとSquareの決済端末の料金比較です。
比べてみたところ、STORESのほうがSquareよりも画面がついている決済端末が安かったです。
SquareにはこのようなSquareターミナルという画面付きクレジットカード決済端末があります。
価格は46,980円と、少しお高めですね。
こちらは1台でクレジットカードだけでなく交通系ICでの決済もでき、レシートも出るので機能的には十分です。
が、すでにレシートが出るレジなどを導入しているお店であればここまで高機能のものでなくても良いのかな?という印象です。
Squareには画面のないスクエアリーダー(7,980円)もありますが、こちらはぶっちゃけ少しチープな印象があり、お客さんに「え、これで決済できるの?」という顔をされることもありますね(^^;)
いっぽうSTORESの決済端末は、商品価格が確認できる画面がついて19,800円。
見た目のカッコよさはSquareよりちょっと劣ってしまうかもしれませんが、ICチップ付きのクレジットカードに対応していますし、Suicaなどの交通系ICにも対応しているので機能的には十分ですね。
またSTORESの端末単品ではクレジットカードの利用控え(レシート)は印刷できませんが、明細はSTORESの管理画面から控えを自身の対応プリンターから印刷する方法もありますよ。
明細はメールでも送信可能。
またあまり意識したことがない方もいるかもしれませんが、実は領収書は都度手書きでお客さんに渡してもOKです。
少しでも安くキャッシュレスを導入したければ、STORES。
省スペースでその場で明細を出力できる機能が欲しければSquare。
ただしプリンターを置くスペースがあればSTORESでも明細印刷可能、といったところでしょうか。
比較結果4:クレジットカード情報手入力で決済するならSTORESよりSquareがおすすめ
ネットショッピングなどでキャッシュレスを導入したい人は、STORESもSquareも両方使えます。
(このやり方は「請求書決済」と言われています)
ただし、お客さんのカード情報を手入力し、店舗側で決済を済ませたい場合はSquareを選ぶべきでしょう。(ブラウザ決済機能)
というのも手入力決済はSquareでないとできないからです。
ただこちらでカード情報を入力すると、情報管理の観点からアルバイトのスタッフには任せられないので社員スタッフの業務が増えて結構大変だったりするんですよね(^^;)
もっぱら店舗で決済する場合、この機能は不要でしょう。
まとめとしては、ネットショップをやっている方はSTORESとSquareどちらを選んでも大丈夫。
ただしどうしてもカード情報を手入力したければSquareにしたほうが良さそうですね。
STORES決済公式
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STORES決済とSquareが向いている人
以上STORESとSquareを比較してきました。
私の会社(ホテルの運営会社)ではSquareを導入してしまってますが、これはオンライン上でカード情報の手入力が必要なためで、現状変える予定はなさそうです。
が、業態が現地決済のみであれば、上司も間違いなく手数料が安いSTORESへの切り替えにGOサインを出していると思われます💦
端末の安さや決済手数料などのコストを抑えたければSTORESが断然おすすめ。
小さな端末ひとつで明細を印刷したり、カード情報の手入力決済をしたいならSquareがおすすめです。
この記事を読んでキャッシュレス導入に興味を持った方がいれば、ぜひ各社公式サイトをチェックしてみてくださいね。
【公式】STORES決済 ↓
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【公式】Square(スクエア)↓
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